OWCS ASIA Week1 メタ・試合レポートなど

    2月26日よりついに始まったオーバーウォッチチャンピオンシップシリーズ(OWCS)。OWCS JAPANが世界最速のOWCSであったということから、DAY1は世界中からOWプレイヤーが集まり視聴者は1万人を超えました。DAY2以降も数千人の視聴者を維持したままで、OWの新たな競技シーンは順調なスタートダッシュを決めたといえるでしょう。

    目次

    アジア地域 メタ構成

    アジア3地域ともジャンカークイーンまたはドゥームフィスト・ルシオ・トレーサーを主としたラッシュ構成が主になりつつあります。日本地域ではオフメタ構成チームがいることと、ボール構成を得意としたチームが複数あるため、様々な構成と戦い方が見れる一番面白い地域かもしれません。アジアメタの頂点と言えるKOREAでは上記5人のミラー構成対決が多かったです。

    メタ構成はあくまで競技シーンのメタです。ランクマッチでピック変更などを味方に強要しないように

    各地域のメタ・試合レポート

    JAPAN

    タンク

    ジャンカークイーン(3割)、ドゥームフィスト(2割)、レッキングボール(2割)、シグマ(2割)といった印象でナメクジブラザーズはロードホッグ、ドゥームフィストを採用。一部マップでウィンストン、ザリア、Pandiaが隠し構成としてマウガを採用。

    ダメージ

    トレーサー+何かの構成が多い。エコー、ソンブラ、次いでソジョーン、キャスディ、ゲンジなど。ナメクジブラザーズはハンゾーとファラまたはエコーがよくピックされている。

    サポート

    ルシオ+キリコまたはモイラ構成が多くブリギッテやゼニヤッタ、バティスト採用も見られる。ナメクジブラザーズは当然ライフウィーバーを採用。対ナメクジとしてアナ・ゼニが出ることも。

    ASIAの中で一番多種多様な構成が出てくるのがJAPAN地域。ドゥーム・JQ、トレーサー、ルシオのラッシュ構成が一番多く見られますが、シグマ、キャスディ、ゼニ・ブリなどを採用した展開する構成、ボール、トレ、エコーを採用したオールイン構成も出てきます。

    ロードホッグ、ファラ、ハンゾー、ライフウィーバーのオフメタ構成チームナメクジブラザーズの存在もJAPAN地域のピック多様性を生み出しており、対ナメクジ構成として他地域ではあまり見られないアナ、ゼニヤッタや、ソルジャー76が採用されることもありました。

    シグマポーク構成が強いCiucuit Royaleでは昨年の競技シーンより引き続きシグマ、ウィドウ、バティスト・ゼニを主とした構成が相変わらず出ています。

    本大会から他国籍選手が2名まで採用可能となったため、各チームに韓国競技シーンプレイヤーが参戦しました。この影響は非常に大きく、JAPAN地域の競技シーンレベルは前年に比べて1周り以上上がったように感じます。特に韓国ダメージプレイヤーHofac(REV)・ZeSin(PA)・Villea(HYG)選手らのフィジカルが敵チームを破壊することも。

    本大会で日本最強チームであるVARRELからマップを取るチームが出てくるのではと思っていましたが、WEEK1ではOWWC、Flash OPSで更にレベルアップした王者の姿がそこにはありました。徹底した敵ボールのブープ管理やロードホッグ対策など、敵チームのやりたいことをまったくさせない戦い方は見事としか言えません。

    VARRELに次ぐチームとして日本3強といわれるINSOMNIA(旧Invincible,Vesta Crew)とSixBlowには、それぞれ韓国人プレイヤーが2人補強されチームはまさに完成しました。SixBlowはまるでVARRELにようなハイレベルな戦い方でナメクジブラザーズを完封しています。WEEK2 DAY1の初戦、VL vs INSが非常に楽しみです。

    そしてなんといっても海外でも大人気、ナメクジブラザーズの存在が日本の競技シーンの面白さを引き立てています。OTPとして培ってきた経験や独自の戦法(グリップベイトなど)と、いかにオフメタ構成を攻略するかといった他チームの戦略のぶつかり合いは見ていて楽しいのですが、ランクマッチにホグ、LWが増えるのだけは勘弁してほしいところです。

    PACIFIC

    タンク

    ジャンカークイーン(5割)、ドゥームフィスト(4割)といった印象でラマットラも一部出てきた。

    ダメージ

    トレーサー+何かの構成。ゲンジ、ソジョーンが多い。ゲンジが多い点が他地域に比べて特徴的。

    サポート

    ルシオ+キリコまたはモイラ構成が多い。

    JAPAN地域とは打って変わって9割以上がJQまたはドゥームフィストルシオのミラー構成が多かったです。ただし他地域とは異なりトレーサー+枠がエコー、ソジョーンではなくゲンジであった点が印象的。

    PACIFICはJAPAN・KOREA地域の総あたり戦とは異なり、ダブルエリミネーション方式で地域予選が進むといった違った面白さがあります。OWWCに多くの選手が選ばれているPACIFIC王者DAFに対して、他チームがどれだけくらいついていけるのかが見所です。

    KOREA

    タンク

    ドゥームフィスト(7割)、ジャンカークイーン、D.va、シグマ、ザリアも一部採用される。

    ダメージ

    トレーサ・エコー構成が多数。

    サポート

    ルシオ・キリコ構成が多数。POKER FACEなど一部チームがアナ、ゼニを採用。

    1つのメタ構成のミラーマッチが地域柄多いKOREAではドゥームフィスト・トレーサー・エコー・ルシオ・キリコ構成が非常に多かったです。コントロール、プッシュでは上記構成が特に多く、2マップ目ハイブリッドは3割ほど他の構成も出てくるなといった印象。例えばPOKER FACEはシグマ、アナ・ゼニやザリア、アナ・ゼニを、FALCONSはオフタンクの王HanbinがD.vaを採用していました。

    Day2 終了時

    ドゥームフィストのダイブラッシュ構成ミラーマッチが多いKOREA地域では、JQが多いJAPAN・PACIFICに比べてハイスピードで当たり合いが繰り広げられます。JQはシャウトのクールタイムが14秒、対してドゥームはスラムCTが6秒であるため、他地域で発生していた一旦待ちの時間がほぼありません。高度なエリア・スキルトレードが高速で繰り返され、浮いたプレイヤーをフィジカルで刈り取る、またはULTでウェーブを取り切るといった印象でした。

    注目チームは韓国最強チームhamsterの面々が再集結したFALCONS。引退したFearless選手に代わり元OWLダイナスティのsmurf選手が加入したFLCは危なげなくRUNAWAY、POKER FACEを下しています。

    そして先日日本人最速チャンピオンを達成したFiNN選手が所属するFrom The Gamerも無傷の2勝。FLCとの対戦が楽しみです。

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