シーズン6よりアーマーの仕様が変更されました。その結果としてゼニヤッタの不和のオーブに間接的な強化が入っています。
シーズン6からのアーマー仕様変更について
ヒーローのアップデート
- 今後アーマーのライフのダメージ軽減は、他のダメージ軽減と加算され、最大が50%になります。
開発者コメント:これまではアビリティによるダメージ軽減で乗算されていたため、ヒーローによってはダメージ軽減の上限を超え、意図していたよりも、ダメージを与えるのが難しい状況が生じていました。この変更は、生存能力の極端な落差を抑えることにつながると想定しています。
https://overwatch.blizzard.com/ja-jp/news/patch-notes/
シーズン6よりアーマー(ダメージ軽減30%)に対するダメージ軽減に関する計算方法が若干変更され、今まではアーマーに対して複数のダメージ軽減や増加が行われる場合、軽減率を乗算した結果がダメージとして適用されていました。
- 例S5までのアーマー+ナノブースト(50%軽減)で実際に受けるダメージ
- 1*0.7*0.5=35%
シーズン6からは乗算ではなく加算方式に変更、またダメージ軽減の上限は50%となっており、ナノブーストのダメージ軽減は間接的に弱体化されています。
- 例S6でのアーマー+ナノブーストで実際に受けるダメージ
- 1-0.3-0.5=0.2だが、上限の50%のダメージ
ゲームディレクターAaron Keller氏は開発者ブログにて、「ヒーローによってはダメージ軽減の上限を超え、意図していたよりも、ダメージを与えるのが非常に難しい状況を生み出していました。」とのこと。確かにナノ+アナイアレーション中のブロックを使うラマットラと対峙したときなど、こいつは何をやっても削り切れないだろうなといった印象がありました。
ゼニヤッタ 不和のオーブのバフ
現在不和のオーブは与えたダメージを25%増加させる効果を持っています。これを上記のように加算方式でダメージを計算すると、S5に比べて7.5%ダメージが増えることに。
- S5:1*0.7*1.25=87.5%
- S6:1-0.3+0.25=95%
実際にダメージを確かめることができるワークショップ【G7YKG】を用いてダメージを検証したところ、S5以前はアーマー持ちに対する不和付きゼニヤッタのメイン射撃は42ダメージでしたが、S6からは45に上昇しています。
- ゼニヤッタのメイン射撃:48
- 対アーマーに対するメイン射撃:33
- 不和のオーブ付き:45(48*95%)
競技シーンでのソンブラが死んでしまった今、対ダイブ構成サポートを出す必要性が下がり、オーバーウォッチリーグの次期サポートラインはバティ、ゼニ、イラリー、アナが予想されているかつスクリムで試されているそうですが、本バフの影響もあるのかもしれません。
皆さんも強化されたゼニヤッタをぜひ一度使ってみてはいかがでしょうか。その際は強化されたオリーサ、D.Vaに狩られないよう、交戦距離やポジションにはお気をつけて。
コメント
コメント一覧 (2件)
不和ついたオリーサが普段より妙に柔らかく感じたけど気のせいじゃなかったのか
絶対ナーフされるわ