POTGの途中で別のプレイヤー視点に切り替わる不具合が発生中。新機能POTG2.0のテストではとの声も

シーズン6：INVASIONより、POTGのハイライト中に別のプレイヤーの視点に切り替わってしまう不具合が多数報告されています。

Shared POTG? I mean… it might be a bug, but it should be a feature #Overwatch2 pic.twitter.com/hNnHBo3xoj

— mL7 (@mL7support) August 12, 2023

人気コンテンツクリエイターml7氏がXに投稿したPOTG動画を見ると、イラリーのPOTGが紹介されていますが、途中から視点が味方のバティストの物へと変わっています。この切り替わり不具合は他ユーザーからも報告が相次いでおり、サポートから味方のサポートだけでなく、タンクから味方のサポートや、ダメージから敵のサポートへと切り替わることもあるようです。

Omnic bros sharing POTG
byu/Not_Wolfgang inOverwatch

Don’t know why the game decided to change perspective to one of the enemy players during my play… is this a new bug?
byu/D-Wrecked765 inOverwatch

この不具合について、Redditでは新しい切り替え機能のテストコードの一部などが誤ってライブゲームに適用されているのではないかとも予想されています。

POTGの新機能のテスト？

Potential new feature being tested? Shared POTGs.
byu/c0ntinue-Tstng inCompetitiveoverwatch

先週の木曜日にシーズン6が始まって以来、何人かの人たちがプレイオブザゲームのクリップにある「エラー」を投稿し始めた。興味深いのは、私がredditやTwitterで見たすべてのクリップには、ほとんどの場合サポートが含まれていることだ。

私が覚えているバグは、OW1で最低限のプレーをしただけでPOTGを獲得してしまう調整エラーと、ソンブラの “ハック “POTGの順番が間違えているといったもの。 同じハイライトで2人の選手を紹介？それは初めてだ。

現在のPOTGのシステムでは、ザリアが4人をサージにとらえてもPOTGはもらえず、その4人の敵を倒した人がPOTGをもらえるのだ。

私の推理では、システムに非常に大きなバグがあるか、開発者がシステムの新機能をテストしていて、そのコードの一部が誤ってライブ版ゲームのアップデートと一緒に送られてしまったかのどちらかだと思う。

POTGについては初代OW時代から調整やアップデートなどの開発を続けていることが海外メディアKOTAKUにて語られています。

2016年に行われたBliZZCONのインタビューによると、当時のリードヒーローデザイナーのGeoff Goodman氏は「POTGは定期的に微調整はしているが、大幅な刷新はしていない」と語っていましたが、同時にPOTG2.0と呼ばれるプランがあるとも説明。

当時語られたプランでは、カメラワークの変更やゲンジ&ザリアのコンボプレー両方を表示したいといったものです。その時にヒーローの視点を切り替える方法や、どうやってクレジットを表示するか、どうやってシーンを選ぶのかなどエンジニアリングはまさに至難の業でしょう。

しかしGoodman氏は「ヒーローがハイタッチしたり、ハグしたり、キャラクター特有のアニメーションを見せられるようにしたい」とも語っており、今回の謎の切り替わり不具合はPOTG2.0のテストなのかもしれませんね。