オーバーウォッチ博士号のMarblr先生が本日、新たなバグ検証動画「ペイロードはチェックポイントをスキップできる」を投稿しました。
動画によると、エスコート・ハイブリッドマップにおいてかなり限定的な条件が発生することで、ペイロードがチェックポイントでゴールせず、そのまま素通りしてしまうことがあるそうです。
チェックポイントの素通り方法
ペイロードでチェックポイントを素通りするための条件は以下の2つです。
- ペイロードをチェックポイントの真上にぴったりと止める
- ペイロードに触らず、10秒後ペイロードが戻ってくるタイミングで再度触って押し始める
Marblr先生によると、ペイロードは大きな車のモデルとなっているが、実際には真ん中の基準点のみに判定があるとのことです。
また、ペイロードは攻撃側のプレイヤーが10秒間触れなかった場合、少しずつ後ろに下がっていきます。
この2つの仕様がうまく組み合わさった場合にチェックポイントをスキップできます。ペイロードを1ピクセルの距離もなくチェックポイント真上で停止させ、かつ10秒後の後退する瞬間1フレームを見極めてから押してあげるとペイロードは素通りして行きます。
ペイロード素通りで起こること
このペイロードでチェックポイントを素通りするためには、上記の通りかなりシビアな条件を求められます。実際のゲームで再現するのは難しいでしょう。また再現できたとしてもチームにとってはマイナスにしかなりません。
時間が追加されない
チェックポイントを獲得するとマッチの時間が延長されますが、素通りしているため時間は延長されません(ライバルプレイであれば+1:30)。
ポイントが追加されない
そして時間同様、チェックポイントを獲得していないため、ポイントも追加されません。
スポーンが変化しない
チェックポイントを獲得すると変更されるスポーン地点の変更もありません。攻撃側はペイロードからかなり遠い地点、防衛側は近い地点でリスポーンすることとなります。
次のチェックポイントを攻略できない
チェックポイントを素通りした状態だと、次のチェックポイントまでペイロードを進めても攻略することができません。例えば相手が先行で3ポイント目まで進めていた場合、後攻側は勝つことができなくなってしまいます。
Marblr先生によるとすべてのチェックポイントにはデフォルトでロックがかかっており、1つ前のチェックポイントを獲得すると解除されるのだろうとのこと。
対処方法
ペイロードがチェックポイントを素通りしてしまった場合は、10秒以上ペイロードに触れず、チェックポイントよりも前に戻してあげる。そして再度ペイロード押すとポイントを獲得できるそうです。
しかしこの方法を使えないマップがいくつかあります。ドラド第3やキングスロウ第3地点では、ペイロードがチェックポイントを通過後自動で壁が構築。こうなると素通りしたペイロードが戻れなくなってしまいます。
扉を開けたまま・閉めたままにできる
このチェックポイント素通りバグの原理はチェックポイント以外の場所でも使えるそうです。例えばペイロードを進めると、扉が開き、ペイロードが通過後に扉が閉まるギミックを搭載されたマップ。この扉開閉の座標でも同様のことが可能です。
扉にペイロードをめり込ませたり、開けたままにできます。扉を遮蔽として利用したり、スポーン地点からの移動が楽になるため場合によっては意外に実用性があるかもしれません。
扉の開閉スキップは勝敗に関わってこないためぜひともお試しあれ(1ピクセル・1フレーム単位の完璧な調整が必要ですが)。
コメント
コメント一覧 (2件)
再現するの大変なのにメリットなくて草ww
境界値の判定バグかな?
<, <= の使い分けミスってるとか