3月17日、オーバーウォッチ2のシステムデザイナーGavin Winters氏とソフトウェアエンジニアMorgan Maddrenが、海外ストリーマーeskay氏とJay3氏とともに開発者Q&Aの配信を行いました。
本稿では明かされた情報についてお伝えします。
ライバルプレイ開始時に平均ランクの表示
ライバルプレイにてマッチの平均ランクが表示されるようになるとのこと。初代OWと異なり、プレイヤー個人のランクは隠されたままになるそうです。
SRのインフレについて
Morgan氏によると、シーズン3以前、プレイヤーのランクが本来よりも低いことに開発チームが気付いたとのこと。多くのプレイヤーの間でランクが想定以上に上がっておらず、逆にGM帯では計算式に不明確な部分があり過剰にランクが上がっていたそうです。詳細は2月下旬に行われた開発者Q&Aをご参照ください。
トーナメントモード実装の可能性
Winter氏によると、トーナメントモード実装の可能性があるとのこと。GM帯プレイヤーがランクマッチとは別に、競技性の高い環境で一緒にプレイできる方法を探しているそうです。
グループ検索機能がなくなった理由について
コンテンツクリエイターJay3氏とeskay氏は本作で削除されたLFG機能とその削除を決定した動機について質問しました。
Winter氏は「LFG(Looking for Group)には、社会的な問題や破壊的な行動(セクハラ問題や人種差別問題など)があり、それを解決することはできなかった。基本的に保護機能がなかった」と回答しています。
Winter氏は、「開発チームはまだこの機能に価値を見出しているものの、いまのところ優先順位は高くない 」と述べています。
ゲーム終了後のステータスカード復活の可能性
初代オーバーウォッチで存在した、毎試合終了時に、ゲーム内で活躍したプレイヤーが表示される機能。
Jay3氏とEskay氏がなぜ削除したかの質問に対して、Winter氏は「チームはカードは好きだったが、試合の終わりには、ほとんどのプレイヤーが(カードを見ずに)去ってしまう」と説明しました。
Winter氏によるとステータスカードを改善した状態で復活させることを目指しているとのこと。
Winter氏「多くの人が気にしないようなギミック的なものではなく、もっと永続的に意味のあるものにしたい。私たちはそのことをずっと考えてきました。」
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