キリコは結局「フランカー」と「ヒールボット」どっちが強い？

海外ではキリコの「味方の後ろで一緒に行動しヒールし続ける」戦闘スタイルを「kitsune bot（heal bot）」と呼んでいます。キリコの高いヒール能力を存分に生かし、敵キリコよりも早くULTを溜め、キツネラッシュで勝負を決めるスタイルが今のメタ。

そんな中最高SR4700↑のAwkwardがアンランクからグランドマスターを目指す企画にて、キリコでフランカースタイルに重きを置いてプレイした結果、80%の勝率を収めたそうです。

キリコは結局「フランク」と「kitsune bot」どちらが強いのかRedditで話題となっていました。

redditユーザー u/cibrageより

「kitsune bot」と呼ばれるプレイスタイルの主な長所/短所をいくつか挙げておきます。

• キリコは素晴らしいバーストヒール/持続ヒールを持ち、モイラの余韻回復に対して「事前回復」がある。これは基本的に、敵の攻撃を予測して、先手を打って自分のDPSをヒールし戦闘で生き残るようにする、積極的で防御的なヒーリングのスタイルである。高ランクロビーでは、お札を事前に発射することで、あなたのチームの突然のピックを防いで戦果を挙げることができる。またターゲット1人を確実に生存させるのにも適している。
• Kitsune Rushはチームファイトに勝利するための現環境最強ULTである。移動速度上昇によって簡単にラッシュでき、増加した攻撃速度とクールダウンの回復によって敵チームに絶大なプレッシャーを与え、敵チームを撤退に追い込むことができる。Kitsuneに対する最良の対抗策は素早く撤退することしかない。ラッシュは高ランク/パーティ的なプレイでよりよく見られる。一方、低ランクでは連携力が低下する。敵チームがカウンターラッシュ/アウトスパム/プッシュを維持しようとしたり、自分のチームがKitsuneを最適に利用できなかったり、スピードバフがもたらす効果を意識していないことが多く見受けられる。
• 他のOWLプレイスタイルと同じように、チームメイトが強いプレイヤーであるかどうかに大きく依存します。多くの人が指摘しているように、ランクではDPS/タンクは自分が前に出すぎたと思い、過剰なダメージを受けるのを避けるため、ラッシュ中に実際に敵をピックできる人が少なくなるであろう。

Awkward氏のアンランクからGMへの挑戦では、キリコの異なるプレイスタイルを紹介し、80％という圧倒的な勝率を獲得しています。彼のキリコは、フランクを重視したスタイルで、貴重なピックを獲得することに重点を置き、チームのエリアを維持するためにのみ鈴・お札のバーストヒールに頼っています。彼のプレイスタイルは、要するにモイラでのArx_UKのアンランクtoGMのプレイスタイルに匹敵するものだと思う。

• キリコは積極的に味方を展開させるのに最適で、壁登り＋神出鬼没によって予想外の場所に入り込むことができる。フランク・モイラのプレイスタイルと同様に、自分のチームから離れた場所に現れ、敵のサポート/DPSに嫌がらせをして、危なくなったらフェードアウトする。注意を引くべき時/引いてはいけない時の感覚を持つことは、基本的にヒール量でチーム状況を維持しようとすることと同じ価値を得ることができると思います。モイラ/キリコのような側面でヘイトを買い正面の火力を下げる行為は過小評価されている点だと思います。
• 1つ目のポイントに続き、このプレイスタイルではタイミングとチームへの配慮がより重要になります。鈴が準備できていない状態で側面に回ったり、交戦前にチームメイトの位置を把握していなかったり、誰をキルできるかを正確に把握していなかったりすると、敵との間に不利な関係ができてしまう。これはおそらく、モイラ（キリコよりもキルの可能性という点では要求されるプレイヤースキルがずっと低い）の側面攻撃は低ランクでは大して効果がないことと同じだ。
• キリコはクナイが当てにくいため純粋にプレイヤースキルの要求が高い。クリティカルが出ない→大したダメージが出ない→TTKが増える→敵から無視される→結果側面攻撃は0（あるいはマイナス）の価値しかない。Awkward氏のプレイスタイルはショットを安定してヒットさせる技術を持たないと意味がないことを暗示しています。これは特に下位ランクのプレイで顕著で、彼は常にチームメイトのDPSとダメージ/キルが同等かそれ以上でした。彼女のクナイは当てる技術がない人にはとても難しい。

一番の疑問は、「どのプレイスタイルが下位のランクでより価値をもたらすのか？上位に行くほど変わるのでしょうか？それとも、他のプレイをしたほうがいいのでしょうか？

ご意見をお聞かせください。

フランクキリコはあなたのクナイを当てる技術/ゲームセンスと敵チームのパンク能力に大きく依存します。ヒールボット・キリコはあなたのチームのスキル、敵チームのゲームセンスと撤退能力に大きく依存します。

海外の反応

ML7は配信で、他のサポートによってプレイスタイルを変えると話していました。もしルシオがいれば、ヒールボット、チームベース、ULTファームのプレイスタイルでプレイするだろう。もしBap/Ana/Moiraがいれば、彼はultチャージのためのヒーリングを独占することはできないので、サイドに展開するプレイをします。

我々に重要なのはライバルプレイだけだからな、他にメインヒーラーがいるならばフランカーに、ルシオがいるならばヒールBotだ

複数の要因に完全に依存する。高ランクでも低ランクでも、ヘッドショットを撃てる能力と、キリコがいなくてもチームが生き残れるか、一貫したキツネラッシュがなくてもチーム戦に勝てるかどうかに完全に依存する。
一般的には、キツネを早く溜めるだけでなく、必要なときに鈴を出せるよう、チームへの気配りをするのが少し良いようです。
しかし、誰かを守り続けることよりもプレッシャーを優先すべきニッチなケースもある。例えばウィドウ/ソジョーン + マーシー構成のように。チームが即死してしまうと回復する意味がないので、オフアングルからクナイで遠距離のプレッシャーをかけるべきです。

ヒールボットのプレイスタイルが好きで、たまにチャンスがあれば側面攻撃も使います。優れた技術を持っていない限り、ヒールボットはデフォルトの戦略であるべきだと思う。また、チームやマップにもよるので、その点も考慮しなければ。
それでも、ヒールボットの方が総合的に優れていると思う。

私の場合、ダイヤまではできるだけDPSに専念していましたが、今はできるだけキツネをファームしています。

引用元：The Kiriko on Ladder debate part three: Flex/Flank vs. Kitsunebot?

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オーバーウォッチ・リーグ Houston OutlawsのコーチJake氏が絶賛する、今季優勝チームDallas FuelのFielder選手が使うキリコの解説。