オーバーウォッチ2の公式大会は、「オーバーウォッチ・リーグ」、「コンテンダーズ」、「オープンディビジョン」の3種類があります。当サイトTwitterにて、「コンテンダーズ 〇〇が始まります!」などと何度か告知させていただいています。しかしそもそもこの3つの大会、名前は聞いたことあるけど一体どういう大会なのか知らない人もいると思います。
本記事ではコンテンダーズとオープンディビジョンについて簡単に解説させていただきます。
公式大会の仕組み
先ほども説明いたしましたが、オーバーウォッチ2の公式大会は下記の3種類となります。
- オーバーウォッチ・リーグ
- コンテンダーズ
- オープンディビジョン
コンテンダーズとオープンディビジョンは最上位大会「オーバーウォッチ・リーグ」の下位リーグにあたります。しかし下位リーグといっても、コンテンダーズで勝ち続けたチームがオーバーウォッチ・リーグに昇格できるわけではありません。あくまでオーバーウォッチ・リーグと下位リーグは別物となっています。
各大会について
オーバーウォッチ・リーグ
オーバーウォッチ・リーグは現在世界の様々な都市に20のチームがあり、それぞれが東地区、西地区に分かれてリーグ戦を行っています。イメージ的には日本で行われているプロ野球(NPB)のような形式で、2リーグ(セリーグ、パリーグ)に分かれて1シーズンを戦っています。
先日行われたプレイオフ(NPBでいうクライマックスシリーズの2リーグごちゃまぜ版)とグランドファイナル(日本シリーズ)を勝ち上がり、優勝したチームには100万$、準優勝チームには50万$が賞金としてあたえられます。
オーバーウォッチ・リーグについてや、チームについてはまた後日別記事にて詳しく解説させてください。
コンテンダーズ
コンテンダーズは世界5地域(北米、欧州、韓国、中国、オーストラリア/ニュージーランド)に分かれて行われる公式大会となります。日本は現在オーストラリア/ニュージーランド(AU)に組み込まれています。
コンテンダーズはその前に行われた先コンテンダーズ大会の上位チームとオープンディビジョンを勝ち上がった上位チームが優勝賞金5万$から10万$(地域によって違う)をかけて戦います。
例えば「コンテンダーズ AU Run It Backトーナメント」では、先コンテンダーズ大会に当たる「Shimada Showdown」の上位8チームと「オープンディビジョン シーズン3」を勝ち上がった上位8チームが参戦しています。コンテンダーズチームが上位8位に食い込めなかった場合は再度オープンディビジョンを勝ち上がる必要があります。
コンテンダーズで活躍した選手がオーバーウォッチ・リーグ スカウトの目に留まれば、選手はオーバーウォッチ・リーガーになることができます。そのため選手たちはリーガーを目指して日々練習に励んでいます。
元SF Shockの日本人唯一のリーガー ta1yoさんはオーバーウォッチ・リーガーになるため、Jupiter(現在のZETA DIVISION)からNAのコンテンダーズチームThird Impactにレンタル移籍しました。そこでSF Shockのスカウトの目に留まり、見事日本人初のリーガーとなったのです。
https://overwatchleague.com/en-us/contenders-about
オープンディビジョン
オープンディビジョンはコンテンダーズ同様世界5地域(北米、欧州、韓国、中国、オーストラリア/ニュージーランド)に分かれて行われるコンテンダーズ挑戦権をかけた公式大会となります。
オープンディビジョンは年齢などの参加資格を満たしていればだれでも参加できます。しかし先コンテンダーズで残念ながら降格してしまったチームも参戦してくるため、かなりハイレベルな戦いを繰り広げることとなります。
https://overwatchleague.com/en-us/open-division-about
2023年度からはコンテンダーズ パシフィックが開催されることが決まっています。また今週末11月26日、27日からコンテンダーズ パシフィックの挑戦権をかけた、WDG主催「オーバーウォッチ2 オープントーナメントJP」本戦が開催されますのでぜひご覧ください。
現在日本で活動中のプロ・アマチームのチーム一覧ついて、日本最大級のオーバーウォッチ2 Discordサーバー「Overwatch 2-JP Discord コミュニティ」がまとめてくれているのでこちらについてもご参照ください。
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