先日海外メディアGamespotが、オーバーウォッチ2の開発メンバーであるAlec Dawson氏(リードヒーローデザイナー)とDion Rogers氏(アートディレクター)にインタビューを行いました。本記事ではインタビュー内容の中から火炎放射器ヒーロー、各マップにイースターエッグ、特定のヒーローが強いマップ開発について紹介します。
Overwatch 2 Devs On Planting Easter Eggs, The Need For Flamethrowers, And Hero Creation Process
In an exclusive interview with GameSpot, Overwatch 2 lead hero designer Alec Dawson and art director Dion Rogers shared their creative processes and what’s next…
目次
火炎放射器ヒーロー
- 今、こんなキャラクターを作りたい!とか、サポートにもっと愛が必要だ!というようなキャラクターコンセプトはありますか?また、これから取り組みたいことはありますか?
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実は先週、「Harvest Fest」というチームのハッカソンがあり、そこから生まれたプロトタイプがいくつかあります。2日間にわたって、チームのメンバーがそれぞれのプロジェクトに取り組み、いつか『オーバーウォッチ』に採用されるかどうかを検証しています。
アレックスにはいつも火炎放射器のヒーローをお願いしているのですが、私たちのゲームで作るには難しいヒーローなんです。 - 火炎放射器ヒーローの登場に期待が膨らみますね
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私もです!
各マップにイースターエッグ
- マップの中に新ヒーローに関するイースターエッグを置くことがある。
- 例えば、「ルート66」にはエッグがあり、ペイロードにそのようなテクノロジーのエッグがあった。そこに仕込こまれていたエッグから生まれたのがエコー。
- ジャンカータウンもそう。ジャンカータウンを作っているときに、町を仕切っている女王がいたらクールだと思ったので、マップの中に女王に関連する小さなイースターエッグを置くようになった。そして最終的にジャンカークイーンを作ることとなったんだ。
- オーバーウォッチには、最終的に登場するPVEという包括的なストーリーがある。ラマットラはその一部であり、ソルジャーもまたその一部だ。
- PVEを明らかにする準備が整ったと感じられるポイントに到達したんだ。
将来登場するヒーローについてのイースターエッグが「Esperanca」と「Midtown」に隠されていると開発者より明かされています。詳細は下記より。
将来登場するヒーローのヒントが「Esperança」、「Midtown」にある模様 海外では予想合戦が開催
海外のオーバーウォッチ 2の情報まとめの1つ、The Omnic Post – Overwatch Newsが「Polygonのインタビューにより、EsperançaとMidtownに未来のヒーローのヒントが存在す…
特定のヒーローが強くなるようマップ開発をしている?
- あるマップを作るときに、「この人はここで輝ける」「こういうヒーローに適したマップをもっと作ろう」というような、特定のキャラクターを意識しているのでしょうか。ロケーションを作る際に、そのようなことを考慮されているのでしょうか?
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レベルデザイナーは、間違いなくそれを少しは考慮しています。このキャラクターのためにマップを作らなければいけないというわけではありませんが、「このマップにいるからソルジャーをプレイしよう」「ロワイヤルにいるからシグマをプレイしよう、彼はあの角をうまく抑えられるから」と思ってもらえるように、マップに十分なバリエーションを持たせたいのです。
特にShambaliでは、デザインチーム全体として、各ポイントを少しずつ違った雰囲気にすることが目標の1つだったと思います。最初の地点は脇道が多く、曲がりくねった道ですが、最終地点は開放的で、どのヒーローをプレイするか判断が変わるかもしれません。
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